こんばんぺでぃ!
今日は発売から半月経ったしInscryptionのレビューをしていくぞ!


  ゲーム性:★★★★
 ストーリー:★★★★
グラフィック:★★★
システム・UI:★★★★
   独自性:★★★★★

総合点数:80点

StSから爆発的に流行したデッキビルド系ローグライトという比較的新しいジャンルに於いて
自社の作風をこれでもかと混ぜ込んできた新星。何を隠そう、かのPony Islandを開発した
Daniel Mullins Gamesの新作なのだ。



Pony Islandを知っている?それなら今すぐInscryptionを買うんだ。
Pony Islandを知らない?今すぐこのページを閉じて事前情報無しでプレイするんだ。


どうしてもInscryptionのレビューをしようと思うと少しネタバレになってしまうのでそこだけは了承いただきたい。


さて、ゲームの中身を解説していくと、初期遊戯王みたいに味方を生贄に捧げることで強いモンスターを召喚して殴り合うゲームとなっている。また、魔法・トラップに似た効果として最大3つまでアイテムを所持できるので、自ターンにいつでも使うことができる。勝利条件としては相手に直接与えたダメージの量を5点リードしたら勝ちになるので、どちらかと言えば攻めに転じたほうが強いゲームとなっている。


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これが基本的な?初期デッキだが、右のウシガエルを例にとって説明すると、
絵の右上の水滴マークがコストの数(1)で、その下の数値は左が攻撃力、右が体力となっている。
そして下部中央の盾みたいなマークが特殊能力で、眼前の敵を無視して直接攻撃出来たり相手の攻撃力を下げたりと様々な能力が存在しているよ。

このカードを増やしながらデッキを作っていくのだが、このゲーム、基本的なデッキビルド系と違ってデッキ圧縮の機会があまり無く、カードの入手は強制となるため、どうしてもデッキが肥大化する傾向にある。そのためある程度どのカードを引いてもデッキが回るような立ち回りが求められていると思う。

以下、強い特殊能力を紹介するので攻略の参考にしてほしい。

S tier…眠れるハチ・タッチオブデス・不死・輪廻・三叉攻撃
A tire…飛行・二叉攻撃・荷物運搬

正直このゲームはパワーカードが溢れているのでクリアには困らないとは思う。それでも攻略のアドバイスをするのであれば、眠れるハチや輪廻でリスをドローしなくてもコストを捻出できる盤面を作り、攻撃を上げた三叉・二叉や飛行持ちで速攻をかけるのがテンプレ的な勝ちパターンになると思う。あと、どんなデッキでもタッチオブデス持ちは1枚差しておくといいことあると思う。

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実際にクリアした周回の後半のデッキ。光ってるカードは交換用で手札に来ると意味ないカードなのだが、正直こんなふざけたデッキでも強カード揃えていれば勝てるので色々試してみると楽しいよ!ちなみにぺでぃんぐくんのイチオシカードは右上の子ども13号ちゃんです。素でめちゃ強カードなので引けたらお迎えしてあげてね!



と、ここまでゲーム性の紹介をしてきたが、このゲームの本質は実はそこではない。物語を進めていくと遭遇する様々な…あれとかあれとか。何を言ってもネタバレになってしまうので買うか悩んでいるなら体験版だけでも触ってほしい。その片鱗を窺い知ることができるので。


書きたいことは書いたかな…ネタバレでゲームの体験価値が著しく下がってしまうデリケートなゲームだからレビュー書くの難しいね。次はもっと書きやすいゲームを紹介していきたいと思います。
Inscryptionは間違いなく"買い"なので迷ってるオタクはセールの間に買うのをおすすめします。
それではまた次回!おつかれぺでぃ!